2011年04月25日

厳しくも優しく・・

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茨木のり子さんの詩にはじめて出会ったのは、中学1年の国語の教科書に載っていた「六月」という作品を通じてでした。

『どこかに美しい村はないか』という一節ではじまるこの詩はとても印象に残り、この詩に出て来る「一日の仕事の後には男も女も黒麦酒のジョッキをかたむける」という、それと同じことをいつかやってみたいと思ったものです。(実際、この夢は大学生になってから実現しましたが、当時の私には黒麦酒は口に合いませんでした;^^)

大学に入学し、図書館で茨木さんの詩集を発見して以来、時々目にしていましたが、ベスト版ともいえる作品集が発行されたのを知って、久々に手に取りました。

誰かに喝を入れて欲しい時、優しく叱られたい時、茨木さんの詩はとても美しい言葉で、力強く、愛の鞭で思い切り尻を叩いてくれます。

今回も「自分の感受性くらい自分で守ればかものよ」とやられ、「駄目なことの一切を時代のせいにはするな」と喝を入れられました。

ここ数ヶ月間、あまりも色々なことがありすぎて、少々参っていましたが、今は亡き女流詩人に気持ち良く叱られて、元気が出そうです。
posted by PI社長 at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記