2017年10月20日

世界レベルの短編映画祭

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10月12日に閉幕した「第12回札幌国際短編映画祭」(Sapporoショートフェスト2017)。
実行委員を退いて2年目の今年も一人の観客として会場に足を運んだ。
それほど多くの作品を鑑賞できたわけではないが、とにかく驚いた。
上映作品のクオリティが、、とにかく、、高い。

どの作品にも目を惹くポイントがあり、思わず「オオッ」と声に出してしまいそうな場面が何度もあった。
海外作品のレベルの高さは当初から際立っていたが、国内作品も完成度の高いものが多く、「いったいいつの間にこんなことに・・」というのが正直な感想である。
アワードセレモニーにも参加したが、「あんなに質の高い作品でもアワード無冠なのか?」と思う作品も数多くあった。

足掛け11年ほど実行委員として1次審査を担当し、延べ数千本の作品を観てきたわけだから、少なくとも作品を観る目はある程度肥えているだろうと自負しているのだが、今年の映画祭を観て一つ確信した。
「Sapporoショートフェストは世界レベル」だと。

人口減少と少子高齢化の影響で縮小ニッポンが叫ばれる。
これからは大都市であれ地方であれ、「そのビジネスや事業は世界に通用するか?」を意識せずにはいられなくなる。
はたして今の札幌に「世界レベル」と呼べるものがどれくらいあるだろうか?
そんな中で、間違いなく「Sapporoショートフェストは世界レベル」である。

そして、そうなった理由は「12年間続けたから」に他ならないだろう。
物事を続けることは、新たに立ち上げることの何倍もの努力を要する。
とくにこの映画祭は資金と人員で毎年のように窮地に立ち、大変な思いをしてきた。
それでも何とか12回目を迎え、スタッフの若返りも進み、若いフェスティバルディレクターの締めの挨拶は胸を打つものだった。

これから先も苦労が続くかもしれないが、
せっかく築いた「世界レベル」を絶対に手放してはならない。
「Sapporoショートフェストにノミネートされただけで光栄」、「この映画祭に帰ってこれて嬉しい」・・
世界レベルの作品を携えて来札するフィルムメーカーたちの想い、そして、それを楽しみに来場する目の肥えた観客の希望を無にしないためにも。
posted by PI社長 at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | sapporo