
俳優の別所哲也さんが本を出版されました。
「夢をカタチにする仕事力〜映画祭で学んだプロジェクトマネジメント」(光文社新書)。
別所さんは俳優業のほか、日本初の短編映画専門の映画祭「
ショートショート フィルムフェスティバル」を立ち上げたことでも知られていますが、この本は、別所さんが映画祭を運営する中で体験したこと、直面した課題、解決のノウハウなどが余すところなく書かれている“経営書”です。
「ショートフィルムの面白さを多くの人に伝えたい」との想いから、手弁当で運営組織をつくり、自ら頭を下げてスポンサーを募り、ボランティアスタッフを集め、映画祭は昨年で10周年を迎えました。これはもう偉業というほかありません。
生みの苦しみの後は運営体制の見直し、マンネリ感の打開と、次々に噴出する課題をどう乗り越え、どう解決してきたか、その過程が赤裸々に描かれているこの本は、貴重な示唆を与えてくれます。
2006年から、札幌でも「
札幌国際短編映画祭(Sapporo Short Fest)」が開催されていますが(私はこの映画祭の実行委員を務めております)、この映画祭は別所さんが1999年に立ち上げた映画祭がそのルーツです。
ご本人にも何度かお目にかかったことがありますが、本当に紳士で、素敵な方です。
この本を通じて別所さんが教えてくれたノウハウを活かしながら、札幌国際短編映画祭も少しずつ力をつけていければと思います。
今年の「
第4回札幌国際短編映画祭(Sapporo Short Fest2009)」は、10月14日(水)〜18日(日)に開催予定です。
ぜひ足を運んでください。